王様のブログ

北枕がよくないと言われるのはなぜ?

頭を北向きにして眠る「北枕」は「縁起が悪い」と聞いたことがありませんか?
でもなぜ北枕がいけないのか、その理由を詳しく知っている人はどのくらいいるのでしょうか?
本当の理由を知らないけれど、北枕で寝るのは何となく不吉な感じがして避けている、という方もいるでしょう。
そこで今回は、そんな謎めいた北枕について考えてみたいと思います。

■縁起が悪いと言われているワケ
770010b368803de01bb772c09b321c6b_s
北枕はよくない!とはよく言われるのは、仏教からきていると言われています。
その昔、お釈迦様が亡くなったとき、北の方角へ頭を置いて横になったことから由来しているようです。
お釈迦様は北枕のまま陀仏となられたので、亡くなった方が極楽浄土へ行けるよう北枕にするという風習が生まれたとされています。
縁起が悪いと言われるのは、生きている人が北枕にすると死を連想するからでしょうか?
日本人は死者に対して敬う気持ちが強いため、あえて逆側に頭を向けているという奥ゆかしい説もあります。
もちろん、「死=北枕」に因果関係はありません。それどころか、お釈迦様は普段眠るときに北枕で寝ていたという言い伝えもあるのです。
死に対する恐怖心だけが強く残ってしまい、長年かけて北枕の物語ができあがってしまったのかもしれませんね。

■北枕にこだわるのは日本人だけ!
20161110_04
北枕を忌み嫌うのは、死者と同じ寝方だと捉えてしまったことから広がった日本の風習ですが、世界中の人達からすると、首をかしげてしまうようです。
むしろ海外では「お釈迦様と同じ方向で寝るなんてとても縁起のいいこと!」とされ、仏教の発祥とされるインドでは、昔「北に理想の国・南に死の国がある」と言われてきました。
そのため今でも北枕の風習は残り、インドのホテルは北の方角に頭を向けて寝るような設計になっているところがあります。
北には極楽があるという海外の考え、北側は死者の寝方だという日本の考え、どちらも考え方一つで全く違うイメージですから面白いものです。

■実はからだに良い北枕の眠り
20161110_02
地球規模の話になりますが、地球の磁場は北半球・南半球を境に磁場が流れています。
日本は北半球にあり、磁場は北から南へ流れているので、頭を北向きにして寝ると血流の流れが良くなるとも言う人もいます。
血流がよくなれば睡眠の質も上がるでしょうし、目には見えなくても、磁場は人間の身体に何らかの影響があると考えられていますから、北枕は決して悪いものではないのかもしれません。

■風水では北枕をおすすめ
20161110_01
風水学的に一番いい方角とされているのは「北」だそうです。
北はたくさん良い運気を取り込むので、金運・子宝運・健康運・人運などにもいいとされています。
特に、北枕で寝ることで金運アップ効果を期待する人もいます。
「西からお金が入り北でお金を貯める」という風水もあり、財産を残す象徴の「北」を大切に考えています。
気になる方はぜひ試してくださいね。

いかがでしたか?縁起が悪いと教えられてきた「北枕」ですが、いろいろな理由を知ると必ずしも悪いものではないことが分かりますね。
今回の記事で、北枕にしたからといって、災いが起こるということもないという誤解が解決できればと思います。