王様のブログ

夢うつつ

カラーの夢、白黒の夢

あなたの夢は何色ですか?夢の色でアンケートをとると、カラーの人と白黒の人に分かれますが、色の違いの意味はあるのでしょうか。

夢とはなにか

そもそも人にとって夢の意味とは何でしょうか。
古代の人は夢を方針決定に使っていました。現在でも夢を「予知夢」ととらえる人や、夢でその意味を占う「夢占い」も人気です。

夢について一般的に3つの説があります。

1つ目は精神分析学的な説明で、夢を分析すればその人の深層心理がわかるというものです。人は起きている時に抑圧されている、自分では感じていない「無意識の意識」が夢に現れると言われていました。

2つ目は実際に見たこと、体験したことを意味づける役割があるという説です。直前まで観ていたテレビの内容やこれまで体験したことが断片的に夢にでてくることもあります。全然意味がない夢のこともあります。夢は脳でみるものですが、現代の脳科学では夢についてまだ全て解明されていません。

最後は「夢にはとくに意味がない」という説です。あまり夢の内容を気にしていない人はこう感じている人も多いでしょう。

カラーの夢と白黒の夢をみる人の違いは

カラーと白黒の夢の割合は?

あるアンケート調査では、カラーの夢の人は約7割、白黒の人は2割、「わからない、覚えていない」という人は1割でした。
面白いことに1950年代はカラーの夢の人は約3割で、時代とともにカラーの夢をみる人の割合が増えていると言われています。

若い人はカラーの夢、年配の人は白黒の夢をみる?

年配の人は白黒の夢をみることが多いという話もあります。これはモノクロの映画やテレビを観た記憶が多いかどうかと関係していると言われます。前述の1950年代は白黒の夢を見る人が多かったことも同じ理由でしょう。

直感的な人はカラーの夢、論理的な人は白黒?

直感的で右脳が発達した芸術家タイプの人はカラーの夢を見る人が多く、昔は「精神的に不安定な人がカラーの夢をみる」と言われていました。反対に白黒の夢をみる人は左脳が発達し論理的な人、とされています。
しかしデザイナーで白黒の夢をみるという人もおり、また右脳=創造性、左脳=論理性とも決め
つけられないようです。

本当はみんなカラーの夢をみている!?

夢は実際に見たことの脳の記憶なので、カラーテレビの現代では全員がカラーの夢をみているはずで「白黒」と思っている人も覚えていないだけのようです。
色に関心が深い人は、色つきのまま夢を記憶していることが多いということです。

夢は必要なもの

夢は記憶を整理する

夢の色を覚えていないどころか、「夢自体覚えていない」「夢はみない」という人でも、寝ている間必ず夢をみています。

ご存じのとおり睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、多くの場合は眠りが浅いレム睡眠の時に夢をみます。レム睡眠中に起きていた時に得た情報を整理していると考えられ、体は休んでいるけれど脳は活発に動いています。

日中の記憶を脳に長期記憶として留めるかどうかが「海馬」で判断され、情報整理される過程でその断片が夢にポツポツと浮かび上がり、脳はストーリーを作ろうとするので夢は脈絡のないことが多いのです。

夢は精神を解放する

さらに過去に経験した感情と同じ体験を夢で再体験することがあります。たいていの場合は楽しい内容ではなく、ピンチに陥っている状態やあまり思い出したくない記憶が多いでしょう

人は成長するにつれ心も成長し変化がでてきます。過去に体験したことで特にこり固まり滞っていた感情のエネルギーが夢をみるという形で表面化し、追体験することで古い感情が解放されると言われています。夢によって過去には気づかなかったことに気づき、過去とは違った意味でその体験を捉えることができたりします。
夢は古い不要な感情を手放し、心を解放する作用があるのです。

夢はストレスを発散する

前述したとおり夢は記憶を整理し、精神を解放するので、ストレスを発散する効果もあります。
夢をみることで、日中体験した腹が立つことや悲しい感情の記憶が整理され、いらない感情を切り離しています。また自分が言えなかったことやできなかったことを夢の中で具現化し、イライラした感情を解消させています。
悪夢や嫌な夢をよくみるという人はかなりストレスがたまっている人で、夢をみることで浄化作用が生じていると言えます。運動や入浴、親しい人との会話などでなるべくストレスを解消するよう努めましょう。

まとめ

リラックス

起きて10分も経つとほとんど夢の内容を忘れてしまうと言われています。
目が覚めた瞬間の夢の記憶でその日のテンションが左右されることもありますので、気分よく1日がスタートできるよい夢をみたいですよね。
そのためには寝る前のコンディションが大事です。心も体もリラックスした状態で、楽しいことや前向きなことを考えながら眠りにつきましょう。