枕の捨て方がわからない!どうやって捨てるの?

目次

枕は毎日使う大切なものですよね。大好きな人からプレゼントされたお気に入りの枕。色々なお店を見て回ってようやく買った枕。そんな枕も、使っていくといずれは寿命がやって来ます。今回はどんなときに枕を捨てるのか、枕の捨て方についてわかりやすくまとめました。

枕の寿命は?

枕の寿命は、扱い方や素材でも違いますが、約3年とされています。羽毛や蕎麦殻は、使っていくうちに素材が潰れ、本来の働きを発揮できなくなってしまいます。

ウレタンなどは、素材のやわらかさが減り、潰れたまま元に戻らなくなったり硬さを感じるようになったりします。思っている高さにならないと感じたときは、枕の寿命を疑ってみましょう。

買い替えが必要だと思えば、今使っている枕を捨てる必要が出てきます。では、枕はどのように捨てればいいのでしょうか?

枕は、燃えるゴミで出せるものが多い

燃える素材で作られた枕ならば、枕は燃えるゴミとして出せます。昔ながらの枕であれば、素材は綿や羽毛など、燃える素材でできているものがほとんどです。

中で使われている素材が不燃ゴミでなければ燃えるゴミとして出せますので、まずは、枕の素材を確認しましょう。使われている素材が、ビーズ、パイプ、ウレタン以外のものは燃えるゴミとして出せます。

しかし、自治体によっては不燃ゴミの定義が多少変わります。どれが不燃ゴミに当たるのかわからない場合は市役所に尋ねてみてもいいでしょう。自治体ではゴミカレンダーやゴミの分別方法を記したパンフレットを配布していることが多いので、そちらを参考にするのもオススメです。

大きい枕は粗大ゴミで捨てる

燃えるゴミに出せるかどうかはサイズでも変わってきます。こちらも自治体によって違いはありますが、多くの自治体では、燃えるゴミの袋に入るのなら燃えるゴミとして出せるようになっています。

つまり、燃えるゴミとして出せるものなのか出せないものなのかは、燃えるゴミの袋に入る大きさのものかどうかで決まっているのです。ですので、燃えるゴミの袋に入るように小さく分解すれば燃えるゴミとして出しても大丈夫になります。

大きい枕を燃えるゴミにする方法

ゴミを小さくするために、まずは分解しましょう。枕の場合は、中の素材と枕カバーとで分けられるものがほとんどです。

枕カバーはかさばらないものならそのまま、かさばるのならハサミを使って小さくします。中の素材は、羽毛枕や蕎麦殻枕などならば、分解したあとに中身をゴミ袋にいれ、上から踏み潰すことで小さくすることができます。固形になっている素材は、ハサミで切って小さくしましょう。

粗大ゴミはリサイクルしてもらえることも

小さくする作業がめんどうな場合は粗大ゴミとして出すこともできます。粗大ゴミを回収してもらうには、まずは、粗大ゴミを出すことを自治体に連絡して回収にきてもらえるかどうかの確認と予約をしましょう。

次に、粗大ゴミ券を買って粗大ゴミに貼っておく必要があります。粗大ゴミ券は、自治体だけではなく、スーパーやコンビニでも買えます。準備ができたら、粗大ゴミ券を貼って指定の日にゴミステーションへ持っていけば回収してもらえます。

費用がかかるのが嫌な方はご自身でリサイクルステーションに持ち込みましょう。粗大ゴミは、費用や手間ひまがかかる捨て方ですが、自治体によっては持ち込んだゴミをリサイクルしてくれるところもあります。環境にやさしい取り組みですので、興味がある方は粗大ゴミで出してはどうでしょうか?

枕は取扱説明書を保管しておく

枕には特殊素材で作られたものもあります。 医学は日々発展していて、人体工学に基づいて作られた枕なども作られるようになっています。 人間の体にフィットした枕にするため、さまざまな素材や技術を駆使して作られた枕もあります。

なかには特許を申請して作られた枕もあるほどです。 そんな特殊素材を使った枕の素材は、どのような素材でできているのかが特定できず、何ゴミで出せばいいのかわからないということがあります。

枕の取扱説明書には、どのような素材が使われているかの記載がありますので、捨て方に迷ったときに確かめることができます。また、枕自体、使い方や洗い方にコツがいるアイテムも多いので、枕の取扱説明書は保管しておくようにしましょう。

取扱説明書は検索すると見つかることも

もしも取扱説明書を捨ててしまった場合は、インターネットで取扱説明書を検索してみましょう。 最近はホームページに取扱説明書がPDFで掲載されているところも多いです。 たとえば、アテックスの睡雲まくらは、ウレタン、3次元ファイバー、エアダクト、ポリエステルで作られています。
※アテックスの取扱説明書(https://www.atex-net.co.jp/images/manual/AX-BDA605.pdf)

なんの素材が使われているのかがわかれば、自治体に確認し、どのゴミで出したらいいのか教えてもらうことができますね。

枕を不用品回収に出す

ゴミを出すのは手間ひまがかかります。 忙しい毎日ですから、ゴミの捨て方にいちいち悩みたくはないですよね。 枕の捨て方に悩んでいて、置くスペースに困っていない場合は、不用品回収に来てもらうのも手です。

不用品回収では、たくさんの粗大ゴミを一度に引き受けてもらえます。 自治体では引き取ってもらえない粗大ゴミも回収してくれますので、自治体に断られた場合も検討してみましょう。

新生活のために寝具をまるごと交換する場合もあると思います。 そんな、引っ越しなどで大量にゴミが出るときは不用品回収に来てもらうと手間暇が大幅に短縮しますので、利用を考えてみてくださいね。

枕の捨て方まとめ

  • ほとんどの枕は燃やすゴミで大丈夫
  • 枕は取扱説明書を保管しておく
  • 捨て方がわからないときは自治体に確認する
  • 捨てるのではなく不用品回収に出すのもオススメ
いらなくなった枕を捨ててスッキリした生活を送りましょう。

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