「夜中にお腹がすいて目が覚めた」こんな経験はありませんか?夜中にお腹がすく理由はさまざまですが、夜中に食事をすると身体にどのような影響があるのでしょうか。この記事では夜中に食事をしたときの影響を解説しています。オススメの食べ物も紹介しますので参考にして下さい。
夜中に食べることをオススメしない理由
夕食を食べる前に寝てしまったり、ダイエット中だったり、夜中にお腹がすく理由はさまざまです。仕方がないから何か食べようと、目につくものや好きなものを食べていませんか?結論から言うと、基本的に夜中に食事をするのはオススメできません。
その理由は体重が増えやすくなるからです。その他にも睡眠の質が低下したり、生活リズムが崩れたり良いことはありません。ここでは夜中に食べることをオススメしない理由を詳しく解説します。
体重が増えやすくなる
夜中にお腹がすいたとき、意識せずに食事をすると体重が増えやすくなります。夜間は人の活動量が制限され、カロリーが消費されにくい時間帯です。夜中に食事をすると、食べ物から得られたエネルギーが消費しきれずに体脂肪として蓄積。活動的な日中と比較して、同じものを食べても体重が増えやすくなるのです。
睡眠の質が落ちてしまう
夜中の食事、もしくは寝る直前の食事は睡眠の質を落とします。なぜなら、睡眠の質と食事のタイミングにはとても深い関係があるからです。食べ物を摂取すると胃腸が活発に働きます。すると、身体が休息モードに変われず寝つきが悪くなる原因になるのです。
朝食が食べられなくなる
夜中は胃腸を含めて身体の活動が弱くなるものです。この様な状態で食べ物を摂取すると、消化に時間がかかります。すると、朝起きてもお腹がすかないため、朝食が食べられなくなるのです。朝食を抜くと、日中の活動に必要なエネルギーが足りなくなりパフォーマンスが落ちる原因になってします可能性があります。また、朝食を抜いた分、昼食時に食べ過ぎてしまうなど食事がアンバランスになることも。体内時計を狂わせないためにも、夜中の食事は控えた方が賢明です。
夜中お腹がすいたときにおすすめの食べ物
お腹がすきすぎて眠れない。こうなってしまっては、睡眠不足が起因となる体調不良に発展しかねません。では夜中に食べ物を摂取する際、何に気を付ければ良いのでしょうか。ここでは夜中に食べても問題になりにくい食べ物について、考え方と注意事項を解説します。
高タンパク・低脂質・低糖質な食べ物を選ぶ
夜中に食べるものは、高タンパクで低脂質・低糖質な食材を選びましょう。タンパク質は三大栄養素のひとつで、脂肪になりにくいのが特徴です。また、タンパク質は筋肉の材料になり、筋肉量の増加にも繋がります。筋肉量が増えると基礎代謝が上昇。すると身体の脂肪が燃焼されやすい体になり、太りにくくなります。
糖質と脂質は太りやすいので注意する
タンパク質とは対照的に、摂取を控えたいのが糖質と脂質です。特に脂質は脂肪に変化しやすい栄養素なので、必要以上にカロリーを摂取してしまいがち。また、糖質はエネルギー源として大切な栄養素ですが、摂取する時間には注意が必要でしょう。
活動量が多い日中ならば、採取したカロリーもエネルギーとして消費されますが、夜中は活動そのものが少なくなります。結果、消費しきれない栄養素が脂肪として蓄積されやすくなるのです。
夜中に食べても太りにくい食べ物
夜中にお腹がすかないように管理できればベストですが、そう上手くいかないときもあります。そんなときは、高タンパクで低脂質、低糖質なものを選んで食べましょう。ここではさらに具体的に、夜中に食べても太りにくい食べ物を4つ紹介していきます。
ヨーグルト
ヨーグルトは消化が良くて高タンパクで低カロリーな食べ物です。小分けされている商品もあり、気軽で食べやすいのも特徴のひとつ。腸内環境を整える効果もあるので、便秘で悩んでいる人にもオススメです。
豆腐
大豆を原料に作られる豆腐も高タンパクな食べ物です。醤油やポン酢など、お好みで味付けを調整できるのも魅力です。温めて食べることも出来るので、お腹を冷やさず胃に優しい食べ物です。
納豆
高タンパクな大豆そのものを原料とする納豆。苦手な人でなければ、ダイエットにもってこいの食品です。納豆は太りにくいだけでなく、美容と健康目的にもオススメします。ひとつ注意点があるとすれば、ご飯を一緒に食べないこと。白米は糖質が多いので、夜中に食べるのはオススメしません。
ゆで卵
ゆで卵も高タンパクで低カロリーな食品です。食べ応えもあり、腹持ちが良いのも特徴。太りにくいことに加えて栄養バランスも優れています。殻付きのままで、固く茹でた卵は意外と日持ちします。夜中お腹がすいたときに食べられるように、冷蔵庫に常備しておくのもオススメです。
夜中にお腹がすいたときのまとめ
いかがでしたか。この記事では、夜中に食事したときの影響について解説しました。夜中の食事は睡眠の質を低下させ、太りやすい体質になる恐れがあります。生活リズムを崩さないように、日頃から意識して夕食を摂りましょう。とはいえ、どうしても夜中に何か食べたくなることもあるでしょう。そんなときは、夜中に食べても太りにくい食べ物を参考にして美容と健康を維持して下さい。