自分に合わない枕を使っていると、身体に悪影響を及ぼします。睡眠の質の低下や体調不良の原因に繋がってしまうでしょう。そのため、身体に負担がかからない枕を選ぶことが大切です。この記事では、枕の選び方やおすすめランキングを紹介します。
失敗しない枕の選び方
枕を選ぶ際に重要なポイントは以下の4つです。
- 自分に合った高さ
- 中材の素材
- サイズ
- 機能性
自分に合った高さ
枕を選ぶ際にまず意識すべきなのが高さです。自分に合った高さでないと、肩こりやいびきの原因となります。
理想的な高さの条件は以下の2つです。 • 背骨が緩やかなS字になる • 首のすき間を埋めて支えてくれる
ただ、自分で理想の高さを確かめるのは難しいでしょう。また、ネットでの購入の場合は試すことができません。その場合は、高さを調節できる枕を選ぶのがおすすめです。実際に試しながら理想の高さを探ることができます。例えば中材の量を調節できたり、調節用のシートが付いてきたり。そういった製品を選ぶといいでしょう。
中材の素材
枕の使い心地は中材の素材によって決まります。特におすすめなのが、通気性が良い素材です。熱がこもりづらく、一晩中快適に過ごすことができます。また、カビを抑えて清潔な状態を保ちやすいのも嬉しいポイントです。
通気性が良いのは主に以下の素材です。
- TPE樹脂
- ファイバー
- そば殻
- パイプ
また、フィット感を求めるなら柔らかい素材がおすすめです。低反発ウレタンや極小ビーズが当てはまります。寝心地が特徴的で、頭全体を優しく包み込んでくれます。好みに合わせて検討してみてください。
サイズ
枕のサイズはなるべく大きなものを選びましょう。枕が小さいと就寝中に頭が落ちてしまいます。すると肩や首への負担が大きくなってしまうのです。また、大きい枕は温度調節にも優れています。一晩中快適で睡眠の質を上げてくれるでしょう。
そのため、頭3つ分くらいのサイズで選ぶのがおすすめです。具体的には幅50cm以上を基準にしておけば間違いありません。
形
枕には長方形以外にもさまざまな形があり、それぞれ特徴が異なります。主な形は以下の3タイプです。
- フラット型
- くぼみ型
- ウェーブ型
最も一般的なのはフラット型です。平らでくせがないため、さまざまな体型の方にフィットします。寝返りもしやすく万人におすすめな型です。また製品のバリエーションが豊富なのもメリットです。素材やデザインにもこだわりやすく、好みの枕を見つけられます。
くぼみ型は中央が低く、両サイドが高くなっています。仰向けは真ん中、横向きは両サイドと使い分けが可能です。どちらの寝相でも高さを合わせられます。ウェーブ型は上下部分が高くなっています。低反発素材に多く見られる型です。首のカーブに合わせてフィットして頭全体を支えます。肩や首の疲れを軽減してくれるでしょう。
機能性
枕を選ぶときは機能性にも注目しましょう。特に意識すべきなのはお手入れのしやすさです。枕は長時間使うものなので、清潔に保つことが大切になります。カバーを取り外して洗えたり、丸洗いできたりする製品を選べば、綺麗な状態をキープしやすいでしょう。また、抗菌機能や防ダニ機能が付いているとなお安心です。
おすすめの枕ランキングTOP3
先ほど紹介したポイントを踏まえて、おすすめの枕を3つ紹介します。
王様の快眠枕(高さ調節機能付き)
2枚のビーズシートが付属しています。自分に合った高さに調節することが可能です。また、ビーズシート側と本体側で素材が異なります。どちらを使うかによって枕の硬さを変えることが可能です。自分好みに使い方を選べるので、万人におすすめの枕です。
首・肩フィットまくら
西川 (Nishikawa) 睡眠博士 首肩フィット 枕 高め 医学博士と共同開発 仰向けが多い方向け 横向き 対応 高さ調節可能 丸洗い可能 高い通気性 パイプ 快眠 肩こり まくら
くぼみ型で中央と両端で高さが異なります。仰向けと横向きどちらで寝る方にもピッタリの枕です。また、中材にはパイプが採用されています。通気性が良く、洗濯機で丸洗いもできます。お手入れがラクな枕をお探しの方にもおすすめです。
ホテルズセレクト レフレッシュピロー
ウェーブ型で首をしっかりと支えてくれる枕です。この枕で寝ると背骨が自然と理想的なS字になります。そのため就寝時の身体への負担を軽減してくれるでしょう。表裏で硬さが異なるため、好みで使い分けることも可能です。
まとめ
この記事では枕の選び方やおすすめの枕ランキングを紹介しました。枕は睡眠の質に大きく関わる寝具です。健康のためにも自分に合ったものを使いましょう。そのためには以下の4つを意識して選ぶことが大切です。
- 自分に合った高さ
- 中材の素材
- サイズ
- 機能性