うつ伏せ寝とは、うつ伏せになった状態で寝ることです。うつ伏せで寝るのはどのようなメリットとデメリットがあるのかご存知の方は少ないのではないでしょうか?うつ伏せのメリットとデメリット、そしてうつ伏せ寝を楽にできる枕をご紹介します。
うつ伏せ寝とは?
人間の寝姿勢には、大きく分けて3つの姿勢があります。1つが仰向け寝。2つが横向き寝。そして3つが今回紹介するうつ伏せ寝です。日本人は、横向き寝や仰向け寝する人がほとんどで、うつ伏せで寝る人は少数派といわれています。うつ伏せになるには顔を下向きにする必要があるので、意識的にやる必要がある寝姿勢の1つでもあります。
うつ伏せで寝るメリット
呼吸が楽になる
うつ伏せになると、仰向けに寝たときと比べて、呼吸が楽だという方もいます。
仰向けに寝ると、舌が重力に従って喉奥に落ちてくるため、人によっては息苦しさを覚えます。
うつ伏せになると、舌が喉奥に落ちることでの息苦しさが解消されるため、楽に呼吸できるようになります。
視界が覆われるから落ち着きやすくなる
うつ伏せになると顔が枕で覆われます。人間をはじめ、多くの動物は目元を隠すとパーソナルスペースが保たれていると脳が錯覚するためリラックスする傾向があります。これを上手に活用した例が高速バスの目元カバーです。私も利用したことがありますが、たしかに目元が覆われると隣の席にいる人や動きが気にならなくなりました。このため、うつ伏せになると周囲の状況が気にならなくなるため落ち着いて寝やすくなる効果があると考えられます。
うつ伏せで寝るデメリット
うつ伏せで寝ることのデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
1つは、体の関節に負荷をかけてしまうことです。うつ伏せになると、呼吸するための口と鼻が覆われるため、首を曲げるか手を顎下に置くことで呼吸ができるようにしなくてはなりません。どちらも、関節に負担をかける姿勢なため痛みやしびれにつながってしまうことがあります。
また、普段胸式呼吸をすることが多い方にとっては、うつ伏せ寝は呼吸しづらい姿勢になるだろうと考えられます。
胸式呼吸とは、胸を使っておこなう呼吸で、胸の筋肉を利用しています。うつ伏せになると胸を圧迫した状態になるため、胸の力を使う胸式呼吸では呼吸しづらくなってしまうのです。
このような理由から、心臓や肺が悪い方には、うつ伏せ寝はオススメできません。
うつ伏せ寝でも使える枕とは?
うつ伏せで寝るときは、うつ伏せのデメリットをカバーできる枕を選びましょう。
うつ伏せで寝るときに気になるのは、首を曲げないと呼吸が難しいことです。これを解消するために、真ん中が空洞になった枕があります。
お値段もお手に取りやすい価格なので、うつ伏せで寝ることが多い方は試しに使ってみてはいかがでしょうか。
高さ調節が可能な枕もうつ伏せ寝にはオススメの枕です。
うつ伏せのときは、高さがある枕を選んでしまうと背中が反ってしまい疲れてしまいます。
王様の快眠枕(高さ調節機能付き)ならば、高さ調節がきくので、自分好みの高さに合わせることができます。
うつ伏せ寝のデメリットは枕でカバー
うつ伏せになる理由やうつ伏せを楽にできる枕を紹介させていただきました。
無意識にうつ伏せ寝を選んでしまうときは疲れがたまっていることが考えられるので、自分自身のことをいたわるようにしてくださいね。