早起きは三文の徳といいますよね。朝の爽やかな日差しや小鳥たちの鳴き声は一日を元気に過ごすパワーを与えてくれるもの。早起きして運動や趣味に励みたいと考えている人も多いでしょう。しかし、早起きは難しいものですよね。この記事では早起きするコツをお伝えします。
早起きしたい!
早起きしたい!というのは、きっと誰もが一度は思ったことがあることでしょう。作業をするためであったり仕事のためであったりと、理由はさまざまですが、まだ誰も起きていない時間に起きるとすごくいいことをしている気分になりますよね。それに、朝早く起きた分一日が長く感じて得した気分にもなります。
早起きするメリット
仕事などで必要にせまられる以外でも早起きしたいと考える人はいます。それは、なんといっても自分だけの時間が取れるというメリットがあるからです。
朝なら騒がしい生活音もないので集中して取り組むことができますし、自然を感じながらジョギングすることもできます。通勤ラッシュや家族がいる社会人は、そんなひとり時間を大切にしたいという方も多いのです。
最近は朝活というサークルが盛んになっていますので、自分と似たような考えや境遇の人と出会うチャンスも生まれます。そんな早起き、何度かチャレンジしたもののうまくいかなかった。と挫折したことがある人も実はたくさんいらっしゃいます。いったいなぜ早起きは難しいのでしょうか?
早起きしようとすると挫折の原因に
早起きは、普段自分が起きている時間よりも早く起きることになるので、どうしても眠気を感じてしまいます。その眠気に抗いながら起きることは、非常に強い精神力が必要になるのです。
また、早起きしようと思っていたのに、うっかり寝坊してしまうことが気がかりで逆に眠れなくなってしまうこともあります。早起きをするには、まずは気合いを入れすぎないことが大切です。
早起きしようと思うと早く寝なくてはと考え、気合いを入れてしまいます。すると、逆に目が覚めてしまい寝付けない理由になるのです。
早起きのコツはある?
では、どうすれば早起きできるようになるのでしょうか。方法は何個かあります。1つは、早起きする時間を暗示すること。2つは、寝やすい環境を整えること。3つは、朝に日光を浴びること。1つずつ解説します。
早起きのコツは起きる時間を暗示する
早起きしたいときは、起きたい時間を唱え、実際にその時間に起きて行動している自分をイメージしてから寝てください。朝起きられるか心配で寝られないときも、この方法は有効です。
暗示の方法は、強く具体的に考えることです。たとえば、23時に寝て6時に起きたいのならば、起きてからすることを考えます。今から7時間後の6時に起きて、顔を洗い、着替えをすませ、おいしい朝ごはんを食べることまでイメージしながら眠りにつくのです。人間とは不思議なもので、潜在意識に働きかけることで暗示にかかったように思っている動きができることがあります。
この方法は私も実践していることで、どうしても外せない用事がある時は、目覚まし以外に起きてからの行動をイメージして寝ます。すると、不思議なことに目覚ましが鳴る前に目が覚めるのです。騙されたと思って1度やってみてください。
早起きのために寝付きやすい環境を作る
早起きするには早く寝ることが大切です。なかなか早く起きられないのは眠いことが原因。すなわち、睡眠が足りていないのです。ならば、睡眠をきっちりとれば早起きしやすくなりますよね。
とはいっても、思っている時間に眠るのは難しいこと。人間は眠ろうと思って眠ることはできません。なので、眠りやすくなる仕組み作りをしましょう。まず、寝る前3時間は飲食をやめてください。飲食するとお腹が動くことで目が覚めてしまいます。そして、寝たい時間の1時間前になったら部屋の明かりを消して小さな明かりだけつけるようにしましょう。
携帯やパソコンもできることならオフにしてください。ブルーライトは脳の覚醒度をあげるという話があるからです。それからは眠くなるまで本を読んだり勉強したり、日記を書いたりしてください。リラックスできる音楽やアロマを流すのも有効です。
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ベッドは眠るとき以外つかわない
大切なのは眠くなるまでベッドには入らないこと。ベッドに入って目が覚めてしまうならまた起きて作業しましょう。トイレに行くとトイレしたくなるように、人間には場所を認識する能力があるので、ベッドで寝る以外の習慣があると寝付きにくくなってしまうのです。 また、ベッドを自分が1番快適な場所にすることも重要です。
気分よく寝るために温かい布団を買ったり体にあった枕にしたりすれば、リラックスして寝ることができます。王様の枕では自分の体に調整しやすいように高さが変えられる枕をご用意していますのでぜひ使ってみてくださいね。
早起きは早起きのコツ?
早起きは、日光とメラトニンが重要です。人間の体内の生活リズムは25時間周期で、放っておくと1時間ずつ起きる時間がずれていきます。このズレを抑制するのが日光とメラトニンです。
メラトニンは脳内で作られるものですが、生成には日光が大きく関わっています。 日光を浴びるとメラトニンの抑制が抑えられ、メラトニンのもとになるセロトニンが代わりに作られます。そして14時間後にメラトニンへと変わります。
メラトニンには、ズレを抑制する力のほかに、眠りにつきやすくする力も持っています。 ですので、朝の7時に朝日を浴びれば、夜の9時(21時)に眠くなるというシステムになっているのです。ですので、早起きすることが早起きのコツになるのです。
早起きのコツまとめ
- 早起きしようと気張らない
- 早起きしている自分をイメージして暗示をかける
- 眠くなるまでベッドに入らない
- 朝日を浴びることで早起きに!